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DATE : 2007/02/18 (Sun)
外は、北風ピュウ~ピュウ~。こんな時は、なんてったって“こたつ”が一番。
家族揃って、暖かいこたつに入りテレビを見る。こたつの上にはいつも有田みかんが・・・
懐かしいぬくもり、懐かしい甘み、心も体もポッカポカ!
今年の冬は、こたつで“有田みかん”な暮らしをしてみませんか?

昔から庶民の味として親しまれている有田みかん、ポカポカ暖かいこたつに足を突っ込み、家族団欒をしながらたくさん食べてしまう不思議な果実有田みかん、一冬に一家族が食べる量はなんと21㎏。日本で一番多く食べられている果実です。

では、いつからみかんが日本の冬には無くてはならない存在になったのでしょうか。
みかん類の原産地はインド、タイ、ビルマ辺りとされています。しかし、最初に栽培を始めたのは中国のようです。我が国における栽培は、「日本書紀(720年編集)」によると、十一代垂仁天皇が不老長寿の霊果を求めてくるようにと田首守公に命じ、公は中国に渡り苦節十数年、持ち帰ったものが非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)、すなわち「橘」であったと伝えられています。この橘が「小みかん」としてその後各地に栽培が広がり、和歌山県有田地方を中心に一大産地になったことから「紀州みかん」と呼ばれるようなりました。

紀伊国屋文左衛門が嵐をついてみかん船を江戸に急行させ蓄財したのも紀州みかんといわれています。
紀州みかんは30㌘のミニサイズで、皮が薄く、浮皮のものが多く、皮を剥くとみかんの赤ちゃんという感じで可愛く、種が多いことから「子宝運」をよくすると当時、人気があったそうです。

現在、私たちがよく食べるみかんは、この「小みかん」ではなく「温州(うんしゅう)みかん」です。江戸末期から明治時代に剥離容易、果心は大きく、柔軟多汁、甘酸調和、肉質良好な温州みかんが好まれ、小みかんは姿を消していくことになったそうです。温州みかんの発祥は、温州という名からこれも中国が原産と思われがちですが、実は鹿児島県長島で発見された偶発種。日本独自種です。では、なぜ「温州みかん」と呼ばれるようになったのでしょう?

中国の書物に「橘録」というものがあり、その中で温州産のみかんが褒め称えられているそうです。そこで、日本でも「温州」という名名称が美味しいみかんの敬称として使われるようになり、「温州みかん」と呼ばれるようになったようです。

みかんはやっぱり有田みかん
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有田みかん評論家
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徳川吉宗も食べた?有田みかん。
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